バーナム英首相は24日、ロシアに侵略されたウクライナを就任後初めて訪問し、首都キーウで同国のゼレンスキー大統領らと有志国による支援会合を共催した。会合後の声明でバーナム氏は、英仏共同開発の長距離巡航ミサイル「ストームシャドー」の現地生産を計画するウクライナに対し、関連技術の機密情報を提供すると表明した。
支援会合で軍事支援強化を確認
英政府によると、会合では各国がロシアによるウクライナ都市部や重要インフラ、民間人に対する攻撃を非難した上で、防空支援や防衛産業協力を含む軍事支援の強化を進める決意を表明した。高市早苗首相はオンラインで出席した。
ゼレンスキー氏が防空システムの増強要請
ゼレンスキー氏は、ロシアが冬季に民間インフラなどに対して弾道ミサイル攻撃を仕掛けてくる事態に備え、米国製パトリオット防空システムが「少なくとも300は必要だ」と述べ、あらゆる手段を通じた供給の拡大を要請した。
欧州独自の防空システム「フレイヤ」開発へ
バーナム氏およびオンライン参加したフランスのマクロン大統領は、欧州9カ国とウクライナが7月に結成した「統合弾道ミサイル迎撃連合」の枠組みに基づき、パトリオットよりも低コストとされる欧州独自の防空システム「フレイヤ」の開発と供給を急ぐ考えを示した。



