【ワシントン=橋本潤也】ワシントン・ポストなど米主要メディアは16日午後(日本時間17日未明)、経歴詐称疑惑などが取り沙汰されていたホワイトハウスのケイティ・ザカリア報道官が解任されたと一斉に報じた。12日の就任以来、わずか5日での解任となった。
弁護士資格を巡る疑惑
米メディアが複数のホワイトハウス当局者の話として伝えたところによると、ザカリア氏は司法試験に合格していないにもかかわらず、弁護士を名乗ってきたと批判を浴びていた。13日に初めて記者会見を開いたが、記者3人の質問に答えただけで、15分間で終了したことも非難されていた。
トランプ大統領の発言
トランプ大統領は解任報道に先立ち、16日にホワイトハウスで記者団の取材に応じた。ザカリア氏に対して「あなたは幸せになった方がいいと思う。この仕事は決して楽ではない。正直、もし私があなただったなら考え直す」と伝え、報道官職を再考するよう促したことを明らかにした。
ザカリア氏はこれまで自らを「弁護士」と名乗ってきたが、報道官就任後、記者団から「どの州で司法試験に合格したか」を問われても、「中国に移住したとき」などと答えていた。
本人が認める
経歴詐称疑惑が指摘されたのを受け、ザカリア氏は15日、米FOXニュースの番組で、トランプ氏に近い司会者ショーン・ハニティ氏に「司法試験に合格しなかったのか」と問われ、「その通りだ」と認めていた。