米紙ワシントン・ポストは23日、ホワイトハウスの地下に核爆発にも耐えられる極秘の防空壕が既に存在していると報じた。オバマ政権時代に完成したとみられる。
訴訟で浮上した防空壕の存在
トランプ政権は、ホワイトハウスのボールルーム(宴会場)建設の是非を巡る訴訟で、地下に防空壕を併設するため安全保障上も不可欠だと主張している。しかし、今回の報道により、その主張に疑問符が付くこととなった。
過去の施設と新たな防空壕
ホワイトハウス東棟の地下には、第2次大戦中に建設された「大統領危機管理センター」と呼ばれる施設があった。ワシントン・ポストによると、米政府はこれとは別に、2001年9月の米中枢同時テロ後、より強固な施設が必要だとして地下の防空壕を建設。数カ月分の食料が備蓄され、専用エレベーターが備えられている。
宴会場建設と裁判所の判断
トランプ政権は宴会場建設に伴って東棟を取り壊した。米メディアによると、新たに地下に「防空壕や医療区域、最高機密の軍事施設」を併設する計画だ。宴会場建設を巡っては、連邦最高裁が21日、地上部分の工事の一時差し止めを命じた下級審の判断を一時停止し、工事継続を暫定的に容認した。



