米韓合同軍事演習が短縮され終了、北朝鮮は「哀れな立場」と非難
米韓合同軍事演習が短縮終了、北朝鮮は非難

朝鮮半島の有事を想定して17日から実施されていた定例の米韓合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダムシールド」が21日、終了した。当初は27日までの予定だったが、トランプ米大統領の指示で大幅に短縮された。

演習縮小の経緯と北朝鮮の反応

演習が始まる直前にトランプ氏が金氏との友好的な関係を踏まえ、「大幅な縮小」を指示したと明かし、米韓両軍は演習開始後に縮小を決定。期間を短縮し、野外機動訓練も縮小された。一部の訓練は28日までに終えるという。

これに対し、金氏の妹の金与正(キムヨジョン)朝鮮労働党総務部長は19日、演習縮小について「まったく興味を感じない」との立場を表明した。一方でトランプ氏と金正恩氏の個人的な関係は否定せず、対話の余地は残したとみられている。

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ミサイル発射と韓国への非難

北朝鮮は20日、日本海に向けて約10発の短距離弾道ミサイルを発射。縮小されたとはいえ、演習が実施されたことへの対抗措置とみられる。

与正氏は20日に韓国を標的とする談話も出し、「トランプの一言で最も楽しんでいた『戦争遊び』をやめなければならない哀れな立場に置かれた」とあざけり、「(米韓の)主従関係の構図を鮮明に描いている」とした。米国と対話をするにしても、韓国の介入は認めないとの立場を示したものとの見方が出ている。

トランプ氏は金正恩氏との対話の再開につなげたい考えとみられるが、北朝鮮のミサイル発射などもあり、現時点では成否は見通せない。

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