米中央軍は1日、イランの革命防衛隊を標的とする攻撃を行ったと発表した。米軍によるイラン攻撃は8月30日以来、約1カ月ぶりで、短期間に相次いだ。
攻撃の詳細とトランプ氏の説明
攻撃開始は米東部時間1日正午(日本時間2日午前1時)。トランプ米大統領はSNSへの投稿で、イランがエネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡に機雷を敷設しようとし、ヨルダンの米軍基地に向けてミサイル8発を発射したことへの報復だと説明した。また、ホルムズ海峡に敷設された機雷は完全に除去されていると改めて主張した。
トランプ氏は米FOXニュースの取材に対し、イランが報復すればさらに強力な攻撃を加えると強調。「(攻撃が)3度目になれば、イランは国として消滅する」と述べた。さらに、米国とイランが6月に締結した戦闘終結に関する覚書について「彼らとの合意は紙切れほどの価値もない」と語った。
イラン側の反応と報復攻撃
イラン国営プレスTVは、子供を含む複数の死者が出たとし、中東地域の米軍基地に対する報復攻撃を開始したとする革命防衛隊の声明を伝えた。革命防衛隊は1日に発表した声明で「地域の米軍基地と権益がイランのミサイルとドローン(無人機)による攻撃を受けている」と説明した。
ロイター通信はヨルダンの米軍基地に攻撃があったと伝えた。
ペゼシュキアン大統領の覚書順守呼びかけ
米国による1日の攻撃に先立ち、イランのペゼシュキアン大統領は同日、中央アジア・キルギスで行われたロシアのプーチン大統領との会談で、米国との間で6月に署名した戦闘終結に関する覚書に言及し「米国が覚書に戻るなら、われわれも覚書を順守する」と述べた。革命防衛隊に近いイランのタスニム通信が伝えた。



