トランプ氏隠密出国、携帯型ミサイル警戒か=イラン、覚書協議は「進展なし」
トランプ氏隠密出国、携帯型ミサイル警戒か=イラン、覚書協議は「進展なし」

イランによるトランプ米大統領暗殺の懸念を巡り、米メディアが連日報じている。大統領専用機が携帯型ミサイルに狙われる恐れがあったとの情報が伝えられ、衝撃が広がっている。

隠密出国の理由

トランプ氏は7月上旬、トルコの首都アンカラからの帰国時に、大統領専用機からひそかに抜け出し、別の軍用機に乗り換えて出国した。CNNテレビなどは12日、米当局者らの話として、肩に担いで使う携帯型対空ミサイルが使用される懸念があったためだと報じた。

大統領警護隊は、大統領への脅威が具体的で差し迫ったものと判断。アンカラの空港で急遽、トランプ氏を軍用機に移して出発させたという。

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イラン側の情報把握

米紙ニューヨーク・タイムズによると、米当局者はアンカラでのトランプ氏の滞在場所に関し、イラン側が建物内の特定のフロアも把握していたとみていたという。

覚書協議の停滞

一方、ロイター通信は12日、イラン高官の話として、米国とイランが6月中旬に署名した覚書を巡り、最終的な戦闘終結に向けた協議に進展がないと報じた。イラン高官は、仲介国を通じた調整の中で米国が覚書の暫定合意に復帰する案があったが、この件も「進展がみられない」と語った。

また、米イランが覚書に基づく60日間の協議延長に合意したと一部で報じられたが、イラン情報筋はこれを否定した。イラン側は、米国が覚書の成立直後に合意事項に違反したため、そもそも60日の協議期間が開始されていないとの立場を示しているという。

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