トランプ氏、トルコ出発時に新エアフォース・ワン使用せず イラン暗殺懸念
トランプ氏、新専用機使用せず イラン暗殺懸念

新型機を回避、旧型機で移動

米国のトランプ大統領は7月8日、訪問先のトルコを出発する際に、新たに導入された大統領専用機(エアフォース・ワン)ではなく、旧型の専用機を使用した。新型機には安全保障上の懸念があるとされ、イランとの軍事衝突が再燃する中、イランの攻撃を警戒したとの見方が出ている。

トランプ氏は旧型機でトルコを出発後、経由地の英国にある米軍基地で新型機に乗り換えた。機内で記者団からイランの攻撃を受ける可能性について質問されると、「そういうこともあるだろう。彼らは常軌を逸している」と語った。

「私はイランの暗殺リストのトップ」

8日にトルコで行った記者会見では、新型機の安全性について問われたが直接の回答は避け、「私はイランの暗殺リストのトップだ。気にしない。仕事をこなすだけだ」と述べた。AP通信は、新型機には旧型機に搭載されているミサイル攻撃に対する防衛機能が備わっていないと指摘している。

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イランはトルコを射程に収めるミサイルや無人機を保有しているとされ、トランプ氏の安全に対する懸念は現実的なものとみられる。新型機はカタールから寄贈されたジャンボジェット機を米側で改修し、今月1日に初飛行を行ったばかりで、外国訪問での使用は今回が初めてだった。

新型機の防衛機能に欠陥か

AP通信の報道によれば、新型機は旧型機が備える対ミサイル防衛システムを搭載していない。これにより、イランからの潜在的な攻撃に対する脆弱性が指摘されている。トランプ大統領はトルコ訪問中、イランとの緊張が高まる中で行動しており、今回の旧型機使用は警護上の判断とみられる。

トランプ氏は米国からトルコへの移動には新型機を使用していたが、帰路では旧型機を選択。同氏の発言からも、自身の安全に対する深刻な認識がうかがえる。イラン情勢は依然として不安定であり、今後の米大統領の移動手段にも注目が集まる。

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