【ワシントン=橋本潤也】米国のトランプ大統領は13日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領に対し、ロシアのディーゼル燃料(軽油)関連施設への攻撃を停止するよう求めた。攻撃が世界的な軽油の供給不足を招いたと主張している。米国の軽油価格が11日に過去最高値を更新したことを受けたものとみられる。
「ゼレンスキー氏が軽油不足を引き起こしている」
トランプ氏は訪問中のアイルランドで記者団に語った。「ゼレンスキー大統領は一つやらなければならない。ディーゼル燃料への攻撃をやめることだ。彼がディーゼル燃料不足を引き起こしているからだ」と述べた。ゼレンスキー氏とこの件で「話し合った」とも語った。
米国内の軽油価格が過去最高値を更新
米国では11日、軽油の平均価格が1ガロン(約4リットル)6ドル(約912円)を突破した。中間選挙を11月に控え、トランプ政権には打撃となる。価格高騰は、米国による対イラン軍事作戦の影響も指摘されているが、トランプ氏は「中東情勢で引き起こされているのではなく、ロシアとウクライナで起きている事態によるものだ」と一方的に主張した。



