スペインの飛び地セウタに多数の不法移民が押し寄せた問題で、スペインのペドロ・サンチェス首相は8月31日、ロシアとイスラエルがSNSで偽情報を拡散したことが原因だとの見方を示した。地元ラジオのインタビューで語った。
7万人超が流入、偽情報が拡散
セウタには7月末、隣接するモロッコから7万人以上の移民が流入した。海を渡ってセウタに到達すればスペインに滞在できるとの偽情報が広がっていた。
首相の主張と背景
サンチェス氏は「ロシアとイスラエルに関係するネットワークが社会を分断しやすい不法移民という問題でデマを広げた」と主張。ロシアのウクライナ侵略や、パレスチナ自治区ガザでのイスラエルの軍事行動に対してスペイン政府が批判的な立場を取ってきたことが背景にあるとしている。
現在の状況
セウタに流入した移民の大半は自主的に帰還したが、今も5000人が居残っている。ロシアとイスラエルは関与を否定している。



