ロシアのペスコフ大統領報道官は26日、米中央情報局(CIA)のラトクリフ長官が25日にモスクワを訪問し、露情報当局者と協議したと明らかにした。ペスコフ氏は協議内容には触れなかったほか、ラトクリフ氏とプーチン大統領ら露大統領府側との接触はなかったとも説明した。
CBSが極秘訪問を報道
これに先立ち、米CBSテレビは25日、ラトクリフ氏が同日、ロシア側と協議するためモスクワを極秘訪問したとする情報筋の話を報道。CBSは同氏の訪露の背景として、プーチン露大統領が北大西洋条約機構(NATO)諸国への挑発行動を強めようとしているとの情報があるとした。
米軍輸送機の到着と離陸
米国内では、ラトクリフ氏の訪露は、NATOに加盟する欧州諸国に対する緊張を高めないようロシア側に警告するためだとの見方が出ている。複数の露メディアは25日、米軍のC17大型輸送機が25日午前にモスクワに到着したと報道。米高官が搭乗している可能性が指摘されていた。
露国営タス通信などによると、ラトクリフ氏を乗せたとみられる米軍用機は同日夜までにモスクワを離れ、バルト三国ラトビアに向かった。



