ロシア政府は6日、フランスがロシアのプロパガンダを拡散しているとしてロシア人コメンテーターのクセニア・フェドロワ氏(45)に出国命令を出したことを「政治的迫害」と呼び強く非難した。
フェドロワ氏の経歴と容疑
2022年のロシアによるウクライナへの全面侵攻開始後にフランスで放送禁止となった「RTフランス」の元トップであるフェドロワ氏は、フランスの大富豪バンサン・ボロレ氏(74)が率いる巨大メディア集団傘下の各媒体でコメンテーターを務めていた。
フェドロワ氏は自身に対する容疑について、「政治的圧力」であり検閲行為であるとして否定している。
ロシア外務省の反応
ロシア外務省のアレクセイ・ファデエフ副報道官は記者団に対し、「でっち上げの容疑によるジャーナリストへの政治的迫害は容認できない。強く非難する」と述べた。
フランスの司法判断と今後の動向
仏パリの裁判所は3日、フェドロワ氏による出国命令取り消し請求を棄却した。
弁護人によると、出国命令が発出された時、フェドロワ氏はすでに国外におり、命令が停止または取り消されない限りフランスに戻るつもりはないという。



