プーチン氏、米ウクライナとの3カ国協議を11月中旬再開へ用意
プーチン氏、3カ国協議11月中旬再開へ用意

ロシアのプーチン大統領は21日、米国のウィトコフ特使に対し、米国、ウクライナ、ロシアによる3カ国協議を11月中旬に再開する用意があると伝えた。3カ国協議は、今年2月を最後に中断している。ロシアのウシャコフ大統領補佐官が、ロシアメディアに明らかにした。

サンクトペテルブルクで会談

プーチン氏とウィトコフ氏は同日、ロシア北西部サンクトペテルブルクで会談した。インタファクス通信などによると、プーチン氏はウィトコフ氏に「主要な議題について3カ国協議を再開する用意がある」と伝えた。ウシャコフ氏によると、協議では和平後のロシアとウクライナの安全保障体制の構築が焦点になるという。

協議再開はなお見通せず

ただ、協議の再開はまだ見通せない。ウィトコフ氏は会談でプーチン氏に対し、前日にノルウェーでウクライナのゼレンスキー大統領らウクライナ側と協議した結果を説明したという。だが、ウシャコフ氏は、欧州やウクライナの姿勢に関する新たな説明について「有益な中身はあまり多くなかった」と述べた。

経済プロジェクトやAPECでの首脳会談も議論

両氏の会談では、両国がかかわる「大規模な経済プロジェクト」についても議論したといい、ウシャコフ氏はいくつかのプロジェクトは開始が近いと強調した。

また、両氏は11月に中国・深圳で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせて、米ロに中国を交えた3者による首脳会談を行う可能性についても改めて議論した。ウシャコフ氏は「(主催する中国側が)準備に取りかかっている」という認識を示した。