バチカン(ローマ教皇庁)は16日、ローマ教皇レオ14世がロシアのプーチン大統領と電話会談したと発表した。教皇はロシア占領下で人道危機が深刻化するウクライナ南部ヘルソン州オレシュキの状況について「深刻な懸念」を伝え、人道支援のための停戦を求めた。
住民約2000人が深刻な食糧不足
オレシュキでは、住民約2000人が深刻な食糧不足に陥っている。ウクライナは、ロシア軍が支援物資を奪っていると批判している。
教皇、停戦と支援を要請
教皇は会談で、オレシュキに食料や医療援助を届け、民間人を避難させるための停戦を求めた。一方、ロシア大統領府の発表によると、プーチン氏は人道危機の責任はウクライナにあると主張。その上で、バチカンと人道支援で連携することに合意した。
昨年6月以来の電話会談
バチカン公式メディアによると、両者の電話会談は昨年6月以来。今回は教皇側の提案で行われた。