松濤園親善キャンプ2026、中国も参加で北朝鮮が正当化狙う ウクライナからの児童連行指摘と英国制裁めぐり
松濤園親善キャンプ2026、中国も参加で北朝鮮が正当化狙う ウクライナからの児童連行指摘と英国制裁めぐり

今年の松濤園親善キャンプ2026は、7月19日に北朝鮮・江原道の松濤園国際少年団野営所で開幕した。朝鮮中央通信が伝えた。参加者には北朝鮮とロシアに加え、中国の学生も含まれる。

この行事をめぐっては、ウクライナの人権団体が、ロシアがウクライナから連れ去った児童が2024年と2025年の行事に参加したと主張している。英国政府は今年5月、このキャンプ場を制裁対象に加えた。

北朝鮮外務省報道官は英国の制裁について「事実無根の強制移住問題」とし、「朝ロ友好・協力関係をけなそうとする反人倫的な極悪非道の政治的挑発行為」と非難した。

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中国も参加、名称は「親善」に

今年のキャンプには朝ロ両国のほかに中国も参加。行事の呼び方も昨年までの「朝ロ親善」から今年は「親善」に変わった。北朝鮮としては「中国の支持」を暗黙に訴えることで、行事の正当性を訴える狙いがありそうだ。

朝鮮中央通信によると、参加者らは25日夜の集会で「子どもたちのためには何も惜しまない、尊敬される金正恩領導者に感謝のあいさつを捧げた」という。同通信は29日、参加者らが平壌の凱旋門や主体思想塔などを訪れたとも伝えた。

ウクライナ地域人権センターのカテリーナ・ラシェフスカ弁護士によると、2024年の行事にはロシアが強制併合したクリミア半島・シンフェロポリ出身の10代のエリザベータさんが、2025年の行事にはウクライナ東部ドネツク州出身の12歳の少年ミハイロさんが参加したという。

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