イスラエル軍は5日、ガザ地区南部で地上作戦を拡大し、イスラム組織ハマスの主要拠点を制圧したと発表した。これにより、同地域での戦闘がさらに激化している。
作戦の詳細
イスラエル軍の報道官によると、今回の作戦はハマスの軍事インフラを破壊することを目的としており、南部の都市ハンユニス周辺で実施された。軍は戦車や装甲車両を投入し、ハマスの地下トンネルや兵器庫を標的にしたという。
また、イスラエル軍は空爆も同時に行い、ハマスの指揮所やロケット発射台を破壊したとしている。これにより、ハマスの戦闘能力は大幅に低下したと軍は主張している。
民間人への影響
一方、ガザ地区の保健当局によると、今回の作戦で少なくとも50人のパレスチナ人が死亡し、200人以上が負傷した。多くは民間人だという。国連は、ガザ地区の人道状況がさらに悪化していると警告している。
「民間人は攻撃の標的ではないが、残念ながら巻き込まれるケースが後を絶たない」と国連の報道官は述べ、双方に民間人保護を求めた。
国際社会の反応
米国はイスラエルの自衛権を支持する立場を表明したが、民間人の犠牲を最小限に抑えるよう求めた。一方、アラブ諸国はイスラエルの軍事行動を非難し、即時停戦を要求している。
エジプトとカタールは、停戦交渉の仲介を続けているが、これまでのところ進展は見られていない。ハマスは、イスラエル軍の攻撃が続く限り、停戦に応じないとしている。



