ペゼシュキアン大統領「イランの勝利認めるなら戦争終わらせる」米制裁回避狙いか
ペゼシュキアン大統領「勝利認めるなら戦争終わらせる」

イランのペゼシュキアン大統領は21日、テヘラン市内の会合で「イランの勝利と米国の法律違反を全世界が認めるのであれば、戦争は今終わらせる方がよい」と述べた。イラン国営プレスTVが伝えた。

米制裁回避の狙いか

トランプ米政権は大規模な対イラン制裁を発動する方針を示しており、ペゼシュキアン氏の発言には、制裁を回避する狙いもありそうだ。

ペゼシュキアン氏はまた、米イランが6月17日に締結した戦闘終結に向けた覚書について「名誉ある貴重なものだ」と言及。「この合意に(イランによる)降伏を示す条項は一つも見当たらない」と語った。

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アラグチ外相が対抗姿勢

アラグチ外相は、トランプ政権が「史上最も厳しい制裁」と呼ぶ対イラン措置について、「失敗するのは確実だ」とX(旧ツイッター)に投稿。過去にも米政府はイランに対して「無条件降伏」や「最大限の圧力」を掲げてきたが、全て失敗に終わっているとし、今回の制裁措置に対抗する姿勢を改めて示した。

トランプ氏は軍事行動排除せず

一方、トランプ大統領は21日、イランに対する軍事行動を今後も排除しない考えを表明するとともに「様子を見る」と述べ、制裁に対するイラン側の対応を見極める考えを示した。また、「彼らは(米国と)取引をしたがっているが、適切な条件で取引に応じる準備ができていない」と述べた。ワシントン近郊で記者団の質問に答えた。

イランに対する新たな制裁を巡り、トランプ氏やベセント財務長官はイランとの間で原油取引や資金の送金を行う国を対象とした二次的制裁を含むと指摘。詳細に関し、ベセント氏は24日に発表するとしている。

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