インドネシア・アチェ州、TikTokライブ配信キスで未婚男女に公開むち打ち刑
アチェ州、TikTok配信キスで未婚男女に公開むち打ち

インドネシア・アチェ州の州都バンダアチェの公園で2日、ライブ配信中にキスをした未婚の男女に対し、公開むち打ち刑が執行された。AFP記者が現場を確認した。

厳格なシャリア法の適用

アチェ州はイスラム教の戒律が厳格な地域で、厳格なシャリア(イスラム法)による罰則が適用されている。年齢を公表されていない男女は、トウのむちで21回ずつ打たれた。

数十人の見物人が見守り、中には執行官に向かって「もっと強くたたけ!」と声を掛ける人もいた。

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TikTok配信で発覚

アチェ州のシャリア警察トップ、ムハンマド・リザル氏によると、男女は中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」でライブ配信中にキスをし、視聴者に通報された。リザル氏は「男女は明らかにシャリアに違反した」と説明。同州でソーシャルメディアを通じたシャリア違反により処罰されたのは今回が初めてだという。

禁止行為と他の処罰例

アチェ州では、未婚の男女によるキス、抱擁(ハグ)などの身体的接触は一切禁止されている。同日、もう一組の男女も身体的接触の罪で27回ずつむちで打たれた。また、賭博の罪で男2人がそれぞれ29回と8回のむち打ち刑に処された。

同州では5月にも婚外交渉の罪で有罪判決を受けた女2人、男2人に公開むち打ち刑が執行され、それぞれ100回ずつ打たれた。女2人は性労働者で、男2人はその客だった。この時は他に5人が公開むち打ち刑に処され、配偶者以外の異性と密室などで二人きりでいた罪や、飲酒の罪で、それぞれ9~23回むちで打たれた。

むち打ち刑の支持

むち打ち刑は、インドネシアの国法で定められた刑罰ではないが、アチェ州では根強い支持を得ている。インドネシアは世界で最もイスラム教徒人口が多い国だが、公式には六つの宗教と先住民族の信仰を認めている。

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