米国のトランプ政権から制裁対象に指定された国際刑事裁判所(ICC)の赤根智子所長(70)の教え子たちが、日本から声を上げている。彼らは「法の支配」を守り、「力による支配」に屈しない恩師を支えたいと訴えている。
教え子たちによる支援メッセージ
教え子たちによる団体「Japan International Rule of Law network」のウェブサイトには、「私たちやみなさまひとりひとりの動きが、赤根先生やICC、そして、法の支配や司法の価値を支える力になると、信じています」とのメッセージが掲載されている。このメッセージは、米国が赤根さんを制裁対象にすると発表したことを受け、20日付で書かれた。
赤根所長の教え子たちの思い
赤根さんは検察官だった2005~08年、名古屋大学と中京大学の法科大学院で実務家教員を務めた。教え子の多くは現在、愛知県などで法律家として働いている。
その一人、上松健太郎弁護士(44)は「私はどちらかというと、国際社会の動きはあんまりわからない。でも、自分がすごく好きで人生の時間を使っている司法手続きというものに、トランプさんは価値を置いていない。それに抵抗したい」と語る。
変わらぬ恩師の姿
教え子たちは、目の前のことに一生懸命で、一人ひとりと真摯に向き合う、気さくでかっこいい先生だったと振り返る。今も変わらず「法の支配」を守り続ける赤根所長を、日本から支えたいという思いを強くしている。



