FBザッカーバーグ、アジア歴訪で暴動を指示?カオスな顛末を元幹部が暴露
FBザッカーバーグ、アジア歴訪で暴動指示?元幹部暴露

元Facebookグローバル公共政策部門ディレクターのサラ・ウィン-ウィリアムズ氏が、自身の著書『ケアレス・ピープル 権力と欲望、失われた理想の物語 Metaが”読まれたくなかった”真実』で、マーク・ザッカーバーグCEOがアジア歴訪中に「集会でも暴動でもいい」と動員力をリアルに試すよう指示していた衝撃的な内部事情を明かした。同氏は、ジャカルタで実際に発生した群衆混乱の詳細を語っている。

州庁舎前で発生した“群衆の波”

ウィン-ウィリアムズ氏は、インドネシア・ジャカルタの州庁舎前で経験した恐怖の瞬間を生々しく描写する。「一刻も早く会場に行くことしか頭になかったから、州庁舎前の階段を上りきるまで、周囲で騒ぎが起きていることに気づかなかった。気づけば群衆が押し寄せてきていて、私たちはたちまちもみくちゃにされた。報道陣もいたが、それはほんの一部だ。群衆は口々に叫び、私たちを押し、私たちのあいだに割りこんでくる」と振り返る。

この混乱は、ザッカーバーグ氏がアジア歴訪中に「Facebookの動員力をリアルな場で試したい」と指示した結果だという。ウィン-ウィリアムズ氏は「これは私が組織した暴動ではない」と強調し、実際に起きた“群衆の波”を克明に記録している。

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警備チームの指紋採取と誘拐の不安

混乱の中でFacebookチームはばらばらになり、ザッカーバーグ氏を発見した群衆が一気に殺到した。ウィン-ウィリアムズ氏は「州庁舎の入口をくぐろうとしたとき、群衆の波が押し寄せ、ハイヒールを履いた私の足は地面から浮いた。そのまま前へと運ばれた」と語る。左右に激しく押されながらもエリオットの手を探り当て、混乱の中でザッカーバーグ氏を捜したという。

出発前には、屈強なイスラエル人警備チームからセキュリティ講習を受け、全員の指紋を採取されていた。ウィン-ウィリアムズ氏は「人質に取られた場合に備えてのことで、私は自分の指が一本ずつFacebookの本社に送りつけられるところを想像した」と恐怖を吐露。ジャカルタでの騒ぎが仕組まれたものではないかと心配になり、バットマン映画のように州庁舎前の混乱に乗じて誰かが誘拐されるのではと危惧したという。

元軍人の警護責任者と二つ星将軍の衝突

さらに衝撃的なエピソードとして、Facebook警備チームの責任者トッドが、インドネシア人と見える男の襟首をつかみ、パンチを食らわそうとした場面を目撃。後にその男がインドネシア次期大統領の警護責任者で、二つ星の将軍だったことが判明する。「いまとなっては笑い話だが、そのときはもう、アドレナリンと恐怖しかなかった」と振り返る。

ロビーに雪崩れ込む群衆、取り残されたウィン-ウィリアムズ氏

群衆の波は州庁舎のロビーに雪崩れ込み、エリオットの手が離れ、背の低いウィン-ウィリアムズ氏は何も見えなくなり、誰かに足を思いきり踏まれたという。痛みに悶えながらも何とか抜け出したが、Facebookチームの姿はなく、一人だけ取り残されていた。警備員に守られたドアに駆け寄り、中に入る寸前に脱げた靴を発見。踏まれて血のにじんだ足を拭い、靴を履き直したが、身なりはひどく乱れていた。

覚悟の上で会場に強引に突入すると、ちょうどザッカーバーグ氏が次期大統領に優先課題を尋ねている最中だった。ウィン-ウィリアムズ氏は外交儀礼をぶち壊し、事前に練習したインドネシア語でぎこちなく挨拶し、ザッカーバーグ氏が隣に空けてくれたスペースに腰を下ろしたという。

この暴露は、Facebook(現Meta)の内部文化とザッカーバーグ氏のリーダーシップに新たな疑問を投げかけている。

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