国際刑事裁判所(ICC)の赤根智子所長が、制裁を科したトランプ米政権に対して猛烈に怒っている。制裁により、赤根所長はクレジットカードやグーグル、アマゾンのサービスも使えなくなり、通常の生活を送ることも難しくなっている。
緒方貞子氏の騒動と似た構図
国連難民高等弁務官を務めていた故緒方貞子さんは、当時の国連事務総長との軋轢まで取り沙汰された騒動を起こしたことがある。1990年代のボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の最中、セルビア人勢力の圧迫に苦しむイスラム教徒側が、援助物資の受け取りをボイコットした。自らの窮状を国際社会にアピールするためだ。緒方さんは人道援助が政治的駆け引きに利用されたと激怒し、援助の一時停止を発表した。
国際機関をめざす若者の視線
赤根所長ら幹部2人に制裁を科したトランプ米政権の動きに対し、国際機関をめざす若者たちは、所長を守れるのか注視している。



