クリミア半島・シンフェロポリ出身の10代のエリザベータさんは、2024年7月から8月にかけて、北朝鮮・江原道元山(カンウォンドウォンサン)の松濤園キャンプに参加した。2014年からロシアに占領されている地域の出身だ。
また、ロシアに大部分が占領されている東部ドネツク州出身の12歳のミハイロさんは、2025年7月21日から8月1日まで、「朝鮮・ロシア友好」キャンプの一環として松濤園を訪れた。
2人の事例は、ウクライナの地域人権センターのカテリーナ・ラシェフスカ弁護士が2025年12月の米上院公聴会で証言したものだ。ラシェフスカ氏は、ロシアに占領されたウクライナ東部から連れ去られた児童が北朝鮮のサマーキャンプに参加したと説明した。
3500人以上が申し込み、50人が参加
主催団体のホームページによれば、松濤園のキャンプはロシアと北朝鮮の文化交流の一環として行われ、ロシア各地から14~17歳の3500人以上の児童が参加を申し込み、50人が参加したとされる。
ラシェフスカ氏は、児童にロシアや北朝鮮のプロパガンダをすり込む教育が進められていると指摘する。キャンプの公式プログラムには、金日成主席の生家を訪問するプログラムも含まれている。
今年もサマーキャンプ、開幕式が開催
サマーキャンプは今年も行われている。2026年7月19日には、北朝鮮江原道の松濤園国際少年団キャンプ場で松濤園親善キャンプの開幕式が開かれた。朝鮮中央通信が伝えた。



