ドナルド・トランプ米大統領の娘婿で特使を務めるジャレッド・クシュナー氏は17日、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相との会談後、イスラム組織ハマスの武装解除が1か月以内に始まる可能性を示唆した。
30日以内の進展に期待
クシュナー氏はテルアビブ滞在中、米FOXニュースに対し、「早ければ30日以内に進展が見られるかもしれない。一部の兵器を取り除き、トンネルの埋め戻し作業が始まることを期待している」と語った。
イスラエル政府高官によると、ネタニヤフ、クシュナー両氏は、ハマスの武装解除を米軍将官が確認することで合意したという。イスラエル軍は、確認作業が終了するまでガザ地区から撤退することはないと強調している。
ガザ和平案をめぐる立場
2023年のハマスによる攻撃以降では初となる総選挙を10月に控え、ネタニヤフ氏は、ハマスの武装解除と連動してイスラエル軍が撤退することを盛り込んだガザ和平案に対し、反対の立場を明確に表明してきた。
イスラエル政府高官はAFPに対し、ネタニヤフ、クシュナー両氏は「ハマスがガザ全域で武装解除されるまで、ガザ地区での再建は行われないことで合意した」と述べた。
エジプトでのハマス指導者会談
ネタニヤフ氏との会談に先立ち、クシュナー氏は16日、エジプトでイスラム組織ハマスの新指導者と会談した。ハマス側はトランプ氏のガザ和平案の最新段階を支持し、新たな統治委員会に武器を引き渡すと表明している。



