エリトリア軍がエチオピア北部でドローン攻撃、本格的紛争の恐れ
エリトリア軍がエチオピア北部でドローン攻撃、紛争拡大の恐れ

米非営利組織の国際紛争監視団「ACLED」は8日、エチオピア北部に侵入したエリトリア軍が、エチオピア軍のドローン攻撃を受けたと伝えた。両国は、エリトリアによるエチオピアの反政府勢力への支援を巡って対立しており、本格的な紛争に発展する恐れがある。

攻撃の詳細と背景

ACLEDによると、攻撃は7日から8日朝にかけてあり、エリトリア軍の車両が狙われた。エリトリアが反政府勢力側に立って戦闘に加わった可能性がある。

エチオピアは9月に反政府勢力「ティグレ人民解放戦線(TPLF)」との戦闘を開始して以降、エリトリアがTPLFを支援していると非難している。両国は今月1日に国交を断絶した。

両国の歴史的対立

エリトリアは1993年にエチオピアから独立し、その後も両国は国境線を巡って対立した。独立によって海に面する領土を失ったエチオピアは近年、貿易や安全保障のために紅海に通じる経路の確保を強く求めるようになり、両国関係は悪化していた。