イスラエルの民放「チャンネル12」は6日、対外情報機関モサドのローマン・ゴフマン長官がイランの体制転覆計画を立案した責任者2人を解任したと報じた。計画失敗の責任を取らされた形だが、10月の総選挙を前にベンヤミン・ネタニヤフ首相の政治的責任を回避することが目的と指摘されている。
解任されたのは情報局長とイラン部門責任者
報道によると、解任されたのは情報局長とイラン部門の責任者。モサドは、隣国イラクのクルド人勢力を侵攻させて反政府デモを起こしてイランの体制を崩壊させ、別の指導者を据える計画を立てた。米国に説明したが、了承を得られず計画は実行されなかった。
首相の責任回避との指摘
ゴフマン氏は6月に長官に就任する前は首相の軍事秘書官を務め、イランの体制転覆を支持していたとされる。地元紙ハアレツはモサド筋を引用し、「責任を負うのは首相で、モサド当局者でない」と報じた。



