東京都の小池百合子知事は7日、関東大震災時に虐殺された犠牲者を含む朝鮮人の追悼式典に、今年も追悼文を送らない意向を示した。小池氏が追悼文を送らないのは2017年から10年連続となる。
追悼式典の開催状況
大震災が起きた9月1日に、東京都墨田区の都立横網町公園内にある都慰霊堂で大法要が開かれている。朝鮮人の追悼式典は例年、同じ公園内にある追悼碑前で開催され、歴代の知事は追悼文を送っていた。
知事の対応
小池氏はこの日の定例記者会見で追悼文を送るかどうか問われたのに対し、「毎回同じようにお答えをしている。大法要で全ての方々に対しての慰霊を行っている」と述べ、自身の対応を続ける方針を明らかにした。
関東大震災の背景
1923年9月1日の関東大震災の発生後、混乱のなかで「朝鮮人が毒薬を井戸に投じた」などの流言が広がり、自警団や警察によって多くの朝鮮人が虐殺された。



