大接戦のペルー大統領選を制したケイコ・フジモリ氏、国民の半数が支持しない現実をどう受け止める? 日系駐日大使に聞く
大接戦のペルー大統領選を制したケイコ・フジモリ氏、国民の半数が支持しない現実をどう受け止める? 日系駐日大使に聞く

南米ペルーで、26年ぶりに日系の大統領が就任した。故アルベルト・フジモリ元大統領の長女、ケイコ氏だ。大接戦だった選挙後、分断が深まる国をどうまとめるのか。自身も日系で、駐日大使を務めるフランシスコ・テンヤ・ハセガワ氏(64)に聞いた。

得票率50.13%の大接戦

右派党首のケイコ氏は、得票率50.13%という大接戦で当選した。国民のほぼ半数が支持しなかった現実を、新政権はどう受け止めるべきか。テンヤ・ハセガワ氏は「ケイコ氏は当選後、全てのペルー国民のために働くと表明しています。支持者だけでなく、ケイコ氏に投票しなかった人のためにも働くという意味です」と語った。

山積する課題と治安への決意

ペルーには多くの課題が残る。大使は「貧困、学校やインフラの不足、医療水準の向上、そして治安の改善です」と指摘する。その上で「ケイコ氏は治安を最優先課題の一つにすると常に述べています。秩序、希望、そして発展に向けた前向きなビジョンを示すことが期待されています」と述べた。

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「フジモリ」の名に寄せられる期待

父のアルベルト氏には、テロを抑え込んだとの評価がある一方、人権侵害への批判も根強い。それでも多くの人が「フジモリ」の名に期待するのはなぜか。インタビューでは、この問いも提起された。

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