コロンビア政府は12日、同国西部で10日に発生したマグニチュード(M)7.4の地震による死者が239人、負傷者は3755人になったと明らかにした。行方不明者は287人。
救助活動、72時間の壁迫る
不明者の生存率が著しく下がる「発生後72時間」が13日朝(日本時間13日夜)に迫る中、被災地では倒壊した建物内に取り残された人の救助活動が続いた。
支援物資到着、生活支援本格化
大きな被害が出た西部カリには12日、メキシコの救助隊が到着したほか、エルサルバドルからの援助物資が届き、避難者への生活支援も本格化した。コロンビアのデラエスプリエジャ大統領は3日間の服喪を宣言した。
被害拡大の背景
被災地は貧しい地域も多く、麻薬犯罪組織や左翼ゲリラの活動エリアにも重なる。耐震性の低い簡素な住宅や古い建物が倒壊し、被害拡大につながったとみられる。
コロンビアなど南米大陸北部の太平洋側ではナスカプレートが南米プレートの下に沈み込み、地震が頻発。米地質調査所(USGS)は今回の地震について、ナスカプレート内部で発生した可能性があると分析している。地震は10日午前7時34分(日本時間同午後9時34分)に起きた。



