11月の米中間選挙に向けて候補を選ぶ共和、民主両党の予備選が18日、南部フロリダ州などで投開票された。同州の民主党連邦上院議員予備選では、急進左派のニクソン州下院議員が穏健派を破って勝利した。複数の米メディアが報じた。
ニクソン氏の主張と背景
ニクソン氏は選挙期間中、地元ラジオ局に対し、米最大の社会主義団体「米民主社会主義者(DSA)」に所属していると説明。富裕層への課税強化や、不法移民の取り締まりを行う米移民・税関捜査局(ICE)の廃止を訴えていた。
フロリダ州は保守地盤が強く、キューバなど中南米の左派政権を嫌って米国に渡ったヒスパニック(中南米系)が多い。民主党予備選でも急進左派は不利との見方が根強く、ニクソン氏が勝利すれば「大きな番狂わせとみなされるだろう」(米紙ニューヨーク・タイムズ)との予測もあった。
本選での見通し
共和党候補と争う11月の本選では苦戦が予想される。フロリダ州ではニクソン氏以外にも、急進左派候補が連邦下院選2選挙区の民主党予備選に立候補していたが、いずれも敗れた。



