米連邦最高裁は17日、約30年前にトランプ大統領から性的暴行を受けたとして女性作家が損害賠償を求めた訴訟を巡り、性的暴行と名誉毀損を認めた下級審判決の見直しを求めたトランプ氏の申し立てを退けた。最高裁が6月に同様の要求を却下したことを受け、トランプ氏が改めて上告していた。米メディアが報じた。
賠償金は既に支払い済み
下級審判決は500万ドル(約8億円)の損害賠償の支払いを命じた。賠償金は既に支払われているが、トランプ氏は訴訟を「でっち上げ」だと主張し続けている。
キャロルさんの告白と判決の経緯
女性作家はジーン・キャロルさん。2019年、回顧録などで1990年代半ばにトランプ氏からニューヨークの高級百貨店の試着室で性的暴行を受けたと告白した。ニューヨーク連邦地裁の陪審は2023年、性的暴行と名誉毀損を認め、トランプ氏に500万ドルの支払いを命じた。ニューヨークの連邦高裁もトランプ氏の控訴を退けていた。



