ウクライナ軍総司令官解任、首相・国防相も交代 激動の10日間を解説
ウクライナ軍総司令官解任 首相・国防相も交代 解説

ロシアの全面侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は21日、シルスキー軍総司令官の解任を発表した。その前には首相や国防相の交代にも踏み切った。一部の前線でロシア軍を押し戻し、ウクライナ軍に勢いがあるように見えていた矢先の出来事だ。何があったのか。要点を解説する。

突然の「内閣刷新」宣言

騒動の発端は、ゼレンスキー氏が12日に「内閣の刷新が必要だ」と発表したことだ。多くの議員らにとって、寝耳に水の宣言だった。ただ、主要7カ国(G7)や北大西洋条約機構(NATO)の首脳会議といった重要な外交日程が一区切りしたことから、外交政策、特に対米関係の強化をにらんだものではないかと当初は受け止められた。

意外だった人事構想

内閣改造で最初に注目を集めたのは、スビリデンコ首相の交代だ。本人はゼレンスキー氏との協議を経て、13日に辞表を提出。最高会議(議会)で翌14日に採決があり、賛成多数で辞任が承認された。一方、この頃、市民も与党議員も「なぜ」と疑うような人事構想が報じられていた。それが、フェドロウ国防相の解任である。

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