タイ軍は22日、カンボジアとの国境沿いに建設している壁の一部を、東部チャンタブリ県で報道陣に公開した。昨年大規模な軍事衝突が起きた地域で、密輸や密入国を防ぐ狙いもあるという。
壁の規模と構造
軍当局者らによると、壁は全長1.3キロで、高さ3.35メートル。コンクリート塀の上に鉄格子や鉄条網が取り付けられている。両国の国境線は山や川で隔てられている場所がある一方、この一帯は森や畑が広がる地続きの地形だ。
昨年の軍事衝突と現在の情勢
タイとカンボジアは昨年5月以降、2度にわたり国境線を挟んで大規模衝突。現在も国境検問所が封鎖されたまま、険悪な状態が続いている。
カンボジア側では、国際オンライン詐欺拠点の大規模な摘発が続いている。タイ当局は詐欺に関与した外国人らが摘発を逃れ、密入国することも警戒している。



