台湾の台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)は9日、李逸洋代表が長崎市で開かれた平和祈念式典を欠席したと明らかにした。長崎市が李氏らの席を「外交団エリア外にあえて配置した」ことを理由に挙げ、「台湾の尊厳を侮辱した」などとして「厳正な抗議と非難」を表明した。
「中国の意向に屈した」と批判
代表処はSNSに投稿した声明で「長崎市が中国の意向に屈した」と指摘。長崎市に対し「台湾を威圧する中国に迎合すべきではない」と訴えた。81年前の広島と長崎での原爆投下では「多くの台湾人も犠牲になった」とも指摘した。式典には福岡弁事処の処長が代理で出席したという。
李氏は6日に広島市で開かれた平和記念式典に出席していた。



