2024年のロシア大統領選に反戦を掲げて立候補を目指したボリス・ナジェージュジン氏が13日、当局に拘束された。ロシア独立系メディアによると、ナジェージュジン氏はロシアの反政権派指導者だったアレクセイ・ナワリヌイ氏の写真が使われた動画のリンクをSNSに投稿し、「過激派シンボルの公開」の罪に問われている。
拘束の経緯と容疑
独立系メディアの報道によれば、ナジェージュジン氏はモスクワ州で拘束された。同氏のSNSに投稿された容疑を記した文書には、2023年11月8日に動画のリンクがSNSに投稿されたと記載されている。ナワリヌイ氏の写真が過激派シンボルとみなされた可能性がある。
ロシア国営タス通信は、近く裁判所で審理され、最長15日の拘禁刑や罰金刑になる可能性があると伝えた。
ナジェージュジン氏の背景
ナジェージュジン氏は2024年の大統領選に反戦を掲げて立候補を目指したが、中央選管が立候補に必要な署名に不備があるとして登録を拒否した。同氏はウクライナ侵攻に反対する立場を明確にしており、プーチン政権に対する批判を続けていた。
ロシア当局の取り締まり強化
ロシアでは、ウクライナ侵攻以降、反戦活動や政権批判に対する取り締まりが強化されている。ナワリヌイ氏の名前や写真は「過激派シンボル」として指定されており、その使用が犯罪とみなされるケースが増えている。
今回の拘束は、反戦派の政治活動家に対する圧力の一環とみられ、国際社会からも批判が集まっている。



