ロシアのプーチン大統領は3日、ウクライナがロシア領空を「封鎖」するとして無人機攻撃を強めていることについて「2国間交渉の実現を難しくしている」と反発し、報復措置をとる考えを示した。極東ウラジオストクで開催中の「東方経済フォーラム」で司会者の質問に答えた。
和平交渉を巡る姿勢
プーチン氏は、和平に向けた米国などによる仲介に謝意を表明しつつ、「まずはロシアとウクライナが互いに合意に達すべきだ」と述べた。ロシアに批判的な欧州などを交渉過程から排除したい考えとみられる。
米国主導の和平協議は2月を最後に開催されていないが、ロシアとウクライナの情報機関の間で接触が続いていることも明かした。
北方領土の特区と首脳会談
一方、プーチン氏は全体会合の演説で、北方領土における優遇税制が「成功」していると述べ、経済発展に取り組む構えを示した。ロシアは2022年、クリル諸島(北方領土と千島列島)に内外の企業を誘致するため、法人税などを減免する特区に指定した。
プーチン氏は3日、フォーラムに参加したインドネシアのプラボウォ・スビアント大統領と会談した。



