2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)が7月16日、閉幕した。開催期間は4月13日からの約3か月間で、最終的な入場者数は5000万人を超え、過去最大規模の万博となった。主催者は「多くの来場者に支えられ、成功裏に終えることができた」とコメントしている。
入場者数5000万人突破、過去最高を更新
入場者数は最終集計で5012万人に達し、1970年の大阪万博(約6421万人)に次ぐ史上2位だが、開催期間の短さを考慮すると実質的な規模は過去最大と評価される。特に海外からの来場者は約800万人で、国際色豊かな万博となった。
万博協会の発表によると、入場者数の内訳は国内が約4200万人、海外が約800万人。1日平均の入場者数は約54万人で、週末や祝日には70万人を超える日もあった。
経済効果は約2兆円、関西経済を牽引
経済効果は約2兆円と試算され、特に宿泊・飲食・交通関連の消費が大きく伸びた。関西経済連合会は「万博を契機に、関西地域の国際的なプレゼンスが向上した」と評価している。
また、万博では最先端技術の展示も注目を集めた。特に水素エネルギーやAIを活用した未来型都市モデルは、多くの来場者の関心を引いた。
閉幕セレモニー、次回開催国へ引き継ぎ
閉幕セレモニーでは、各国のパビリオン担当者や関係者が集まり、成功を祝った。万博協会会長は「この万博は、人類の未来への希望を示す場となった」と述べた。また、次回開催国であるサウジアラビアへの引き継ぎ式も行われ、同国の代表が「次回も素晴らしい万博を目指す」と抱負を語った。
万博の跡地については、一部を公園として整備し、国際会議場や研究施設として活用する計画が進められている。大阪府と大阪市は、万博のレガシーを生かしたまちづくりを推進する方針だ。



