北朝鮮ミサイル部隊、ロシア南西部に初展開か ウクライナ攻撃目的
北朝鮮ミサイル部隊、ロシア南西部に初展開か

ロイター通信は5日、北朝鮮のミサイル部隊がロシア南西部ボロネジ州で展開を始めたと報じた。ウクライナ国防省情報総局の報道担当者の話としており、ロシアが侵略するウクライナを攻撃するためだという。北朝鮮はこれまでもロシアへ派兵を行ってきたが、ミサイル部隊の派遣は初めてとみられる。

部隊規模と配備内容

ロイターによると、ミサイル部隊は約90人規模で、弾道ミサイル120発と発射装置6基が配備される可能性があるという。部隊はロシア軍に組み込まれる見通しで、北朝鮮製短距離弾道ミサイル「KN23」と「KN24」計40発がすでにボロネジ州に送られた模様だ。

ウクライナ側は7月下旬、ロシアが北朝鮮に3万人の追加派兵を要請したとの見方を示しており、その一部だとみられる。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

軍事協力の拡大

ロシアは北朝鮮から弾道ミサイルや砲弾の供与も受けてきた。ウクライナは弾道ミサイルを迎撃する装備が不足しており、ロシアは兵員と兵器の両面で部隊を補い、攻撃を強化する狙いとみられる。

ウクライナ侵略を巡るロシアへの北朝鮮の派兵は2024年、ボロネジ州に隣接するロシア西部クルスク州にウクライナ軍が越境攻撃した際に始まった。クルスク州の奪還を支援するためで、25年に奪還が完了した後も、軍事施設建設や地雷撤去などの要員として北朝鮮は追加派兵を行ってきた。

ミサイル部隊の展開は新たな動きとされ、露朝間の軍事協力が一層拡大することになる。米政策研究機関「戦争研究所」は5日、北朝鮮側はミサイルの性能を実戦で試し、戦術に関する知見を広げようとしていると指摘した。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ