イスラエルの安全保障内閣は26日、パレスチナ自治区ガザの治安維持を担う「国際安定化部隊」(ISF)がガザに進駐するための法的な枠組みを承認した。ロイター通信などがイスラエル当局者の話として報じた。
ISFの構成と展開
ロイターによると、ISFは現時点で約200人で、ウガンダやモロッコといったイスラエルに友好的な国の要員で構成される見通し。具体的な展開時期は明らかになっていない。イスラエルは現在、ガザの6割超を実効支配しており、ISFはイスラエルの支配下にない地域に展開するという。
停戦と国際的な承認
ガザでは2023年10月以来、イスラム組織ハマスとイスラエル軍の激しい戦闘が続いたが、2025年9月にトランプ米大統領が紛争終結に向けた包括的計画を公表し、翌月から停戦が発効した。ISFの設立はこの計画に盛り込まれたもので、2025年11月には国連安全保障理事会の決議でも承認されている。
派遣国の個別判断
イスラエルの地元メディア「タイムズ・オブ・イスラエル」によると、安全保障内閣は、ISFに要員を派遣できる国をイスラエル側が個別に判断することも確認した。イスラエルと対立するトルコなどの参加を認めない狙いがあるとみられる。



