パレスチナ自治区ガザの暫定統治を監督する国際機関「平和評議会」は3日、イスラエル軍の撤退はハマスの武装解除完了後に行うとの声明を発表した。評議会の上級代表ニコライ・ムラデノフ氏が同日、イスラエルのネタニヤフ首相と会談したことを受けたもの。
イエローライン撤退の条件
声明では「イスラエル軍のイエローライン(境界線)外側への撤退は、ハマスの武装解除が完了した後に行われる」と明記された。イエローラインは昨年10月の停戦後に引かれた、イスラエル支配地域とハマス活動地域を隔てる境界線。評議会は当初、軍の撤退と武装解除を同時に進める方針だったが、イスラエル側の意向をくんで変更した。
ガザでの攻撃続く
一方、イスラエル軍はガザへの攻撃を継続しており、ガザ保健当局は3日、19人が死亡したと発表した。仲介国のカタールなどは同日、イスラエルが停戦合意に違反して攻撃を続けているとして非難声明を出した。



