フランス高校生デモ25万人に拡大、日本の教育との違いを専門家が解説
フランス高校生デモ25万人に拡大、日本の教育との違いを専門家が解説

フランスで教育環境の改善を求める高校生のデモが、大学生や市民も巻き込む大規模な運動に広がっている。若者の不満が集団的な行動につながるフランスと、日本は何が違うのか。日本の教育制度に詳しいフランス東アジア研究所の研究員で、トゥールーズ・ジャン・ジョレス大学のクリスチャン・ガラン教授に聞いた。

25万人を超えるデモに拡大

フランスの高校生が始めた抗議は、10月6日には全国で25万人を超えるデモに広がった。パリ中心部では5万6千人が参加するデモ行進も行われた。高校生たちは何に怒り、声を上げているのか。

フランスでは2000年代以降、教員や校舎への投資が十分に行われず、少しずつ教育環境が悪化してきた。特に深刻なのは、休んだ教師の代わりが確保されず、生徒が授業そのものを受けられないケースがあることだ。

問題は以前から知られていた

問題は以前から知られていたが、抗議が起きるまで十分な対策が講じられなかった。小手先の対応では、もはや解決できない状況となった。

――高校生がまとまって声を上げる姿は、日本ではあまり見られません。フランスと日本では何が違うのでしょうか。

フランスの学校では、自分の…

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