2026年上半期(1~6月)の訪日外国人観光客数が過去最多を更新した。日本政府観光局(JNTO)が17日に発表した統計で明らかになった。
上半期の訪日客数、過去最高を記録
発表によると、上半期の訪日外国人観光客数は前年同期比で約15%増の約1800万人となった。これは、これまでの上半期の最高記録を約100万人上回る水準だ。
特に、東アジアからの訪日客が好調で、韓国からは約350万人、中国からは約300万人が訪れた。また、東南アジアや欧米からの訪日客も堅調に推移している。
円安とビザ緩和が需要を後押し
増加の背景には、円安の進行による旅行コストの低下や、日本政府によるビザ発給要件の緩和があるとみられる。さらに、国内の観光地での受け入れ態勢の整備も進み、訪日客の満足度向上につながっている。
観光庁は、この傾向が続けば、2026年通年の訪日客数が過去最高となる可能性が高いとしている。政府は、2030年までに訪日客数を年間6000万人に引き上げる目標を掲げており、現状のペースはこの目標を上回る形となっている。
一方で、観光地の過密や環境負荷への懸念も指摘されており、持続可能な観光施策の重要性が増している。



