茂木敏充外相は2日から、メキシコ、パナマ、エクアドル、トリニダード・トバゴの中南米・カリブ地域4カ国を歴訪している。中東情勢に伴うエネルギー危機や中国によるレアアース(希土類)の輸出規制など、資源の調達先の多角化が課題となるなか、原油や鉱物資源の豊富な地域で「資源外交」を展開し、経済安全保障の強化を目指す。
メキシコとの関係強化を提案
「現在の厳しい、複雑な国際情勢において、基本的な価値や原則を共有する日本とメキシコの関係を新たな高みに引き上げたいと提案した」。茂木氏は現地時間3日、メキシコのベラスコ外相との共同記者発表でこう強調した。
メキシコは銀や鉛が豊富。産油国でもあり、7月にはホルムズ海峡の事実上の封鎖後では初めて、メキシコ産原油100万バレルを日本が輸入した。会談では中東情勢をふまえたエネルギー分野での協力を継続、強化していくことで一致。「ハイレベル経済対話」を立ち上げ、今年度中に初回会合を開催することを確認した。
資源調達の多角化が課題
日本の原油輸入先で第6位(…この記事は有料記事です。残り401文字)



