ネパール中部ラスワ郡で26日朝、大規模な鉄砲水が発生し、多くの家屋や橋が流された。現地警察などによると、これまでに22人が死亡し、旅行者384人と警官26人が行方不明になっているという。ネパール軍や警察が捜索・救助活動にあたっている。
鉄砲水の発生状況と原因
鉄砲水の発生時、ネパール側では雨が降っていなかったといい、原因は明らかになっていない。一帯はトレッキングや巡礼で多くの旅行者が訪れるほか、中国のチベット自治区へ通じる陸路でもある。
行方不明者の内訳と被害
ネパール観光当局によると、行方不明の旅行者のうち291人が外国人だという。ラスワ郡では水力発電所や通信・送電設備が損傷するなど、大きな被害が出ている。
中国側の対応
ネパールと国境を接する中国側のチベット自治区内でも被害が出ている。中国国営新華社通信は26日、「ネパール側で発生した土石流災害により、重大な人的被害が出た」と伝えた。具体的な人数や被害状況は明らかになっていない。習近平国家主席は同日、人的被害を最小限にとどめるよう指示を出した。



