11月の米中間選挙に向けて、中西部ミシガン州で4日に投開票された連邦上院選の野党民主党予備選で、米主要メディアは5日、急進左派の公衆衛生専門家アブドゥル・エルサイド氏が勝利したと報じた。
重要州での予備選結果
ミシガン州は共和、民主両党の勢力が拮抗する重要州。共和党は早速、エルサイド氏を「最も過激な候補」と中傷する動画を公開し、攻撃を始めた。
上院の多数派奪還を狙う民主党は、同州での現有議席維持が不可欠とみられている。共和党候補はトランプ大統領が推すマイク・ロジャース元連邦下院議員で、激しい選挙戦が予想される。
エルサイド氏の訴え
エルサイド氏はエジプト系で、本選で勝利すれば、イスラム教徒として初の連邦上院議員となる。5日、ミシガン州デトロイトで記者団に「トランプ氏に立ち向かう上院議員を望むなら、その選択肢はここにある」と述べ、挙党一致を訴えた。
トランプ氏は5日、交流サイト(SNS)で、イスラエルへの軍事支援継続に反対するエルサイド氏を「ユダヤ人やイスラエルを憎む共産主義者の負け犬だ」と罵倒した。



