中国国家体育総局は、19日に開幕するアジア競技大会を前に、自国のスポーツファンに対し、選手への暴言や侮蔑的な行動を控えるよう呼びかけている。
公式SNSで警告
同局は11日、公式のSNSで、一部の観客による試合会場での非文明的な行為が選手の権利を侵害し、「国家イメージを損なっている」と指摘した。アジア大会で中国代表団の現地入りが控えていることに触れ、会場での侮蔑的な言動が選手を妨害するだけでなく、違法性を問われる可能性があると警告した。
背景にネットいじめ問題
中国では熱心なスポーツファンが、試合会場やインターネット上で選手や家族を侮蔑する言動が問題となっている。今年に入り、女子高飛び込みで五輪2連覇中の全紅嬋選手が、SNS上で人格攻撃や容姿をやゆするといった「ネットいじめ」を受けていると告白。暴言を繰り返したファンの男が罰金刑を受けた。



