フィリピン南部バンサモロで議会選、マカクア氏率いる政党が第1党に
バンサモロ議会選、マカクア氏の政党が第1党に

フィリピン南部ミンダナオ島の一部など、バンサモロと呼ばれる地域で14日、イスラム教徒らによる自治政府の発足に向けた議会選(定数80)が行われた。選挙管理委員会や国営テレビによると、16日までに結果が判明し、暫定自治政府のマカクア首相が率いる政党が31議席で第1党となった。今後、議員らが首相を選び、自治政府が発足する予定だ。

少数派イスラム教徒の自治と和平の歩み

バンサモロには、国民の9割がキリスト教徒のフィリピンで少数派のイスラム教徒が暮らす。一部の住民らが武装組織をつくり、自治と独立を目指して40年以上、政府との紛争を繰り広げてきた。政府と最大の武装組織「モロ・イスラム解放戦線」(MILF)が2014年に和平合意し、暫定自治を経て今回の選挙を迎えた。

バンサモロの和平プロセスに長年関わってきた日本政府は今回、選挙監視団を派遣した。

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投票率84%、13政党が議席争う

有権者は約240万人で、投票率は84%。政党を選ぶ比例代表で40議席、小選挙区で32議席、女性や若者といったセクター別の代表枠から8議席の計80議席を選んだ。

MILF系の政党のほか、先住民や地域有力者などを中心とする計13政党が議席を争い、MILFの元軍事部門トップでもあったマカクア氏が率いる政党と、MILF議長で暫定自治政府の前首相のエブラヒム氏が率いる政党が大接戦を繰り広げた。

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