中東の要衝ホルムズ海峡において、日本に関係する原油タンカーが全て通過し、ペルシャ湾外へ出たことが14日、関係者への取材で明らかになった。現在、ペルシャ湾内には原油タンカー以外の日本関係船舶4隻が残っているという。
全タンカーが海峡通過、一部は日本へ航行中
船舶位置情報提供サイト「マリントラフィック」などによると、商船三井系の原油タンカーを含む複数の船が14日までに海峡を通過した模様だ。日本に向かっている船もあるとみられる。ホルムズ海峡は世界の原油輸送の約3分の1が通過する戦略的な海域であり、日本の原油輸入の約8割が依存している。
トランプ大統領の発言で混乱続く
イラン情勢を巡っては、トランプ米大統領がホルムズ海峡を通過する貨物の20%に相当する金額を安全確保の対価として受け取ると主張するなど、混乱が続いている。この発言に対し、イラン側は強く反発しており、海域の安全保障を巡る緊張が高まっている。
金子国交相「重大な関心を持って注視」
金子恭之国土交通相は14日の記者会見で、「ホルムズ海峡における自由で安全な航行が速やかに再開することを重視しており、関連動向について重大な関心を持って注視している」と述べた。日本政府は関係国との連携を強化し、船舶の安全確保に努める方針だ。



