Sakana AIは6月15日、AI調査エージェント「Sakana Marlin」の提供を開始した。4月からベータ版を提供していたものを商用化するものだ。11日には公開に先駆けてメディア向けにサービスのハンズオンを実施。事前に集めたテーマを基に、AIに作成させたレポートを報道陣に公開した。
Sakana Marlinの特徴
Sakana Marlinは、同社独自の探索アルゴリズム「AB-MCTS」を活用したリサーチエージェントだ。8時間程度かけて公開情報を自律的に調べる調査能力が特長で、結果はレポートだけでなく画像生成AIを活用したスライド資料としても出力できる。同社は経営企画や事業開発の分野において「経営判断から現場の意思決定まで『調べる』業務を置き換える」と謳う。
ハンズオンの様子
ハンズオンの会場に入ってすぐ、記者を驚かせたのはレポートの分量さ。A4コピー用紙で60~100ページ程度、ソース数60~80件程度のレポートが並んでいた。とはいえ、その中身が「かさ増し」では意味がない。中身にどれだけの知見があるか、それが肝要だ。
調査エージェントそのものの技術的特長や性能、サービスとしての提供戦略などは姉妹媒体である「ITmedia AI+」の記事に任せ、本記事では気になるレポートの中身を編集や省略なしでそのまま掲載する。なお、上記の通り文量が膨大なので、以下の目次から気になるレポートのみチェックする読み方を推奨する。
調査テーマ「ゼロクリックサーチ」のレポート
関連記事として、ChatGPT vs. Google検索、どちらで調べるのが学習効果が高いか? 8日間の実験で検証した研究や、米ジョージア大学やミシガン大学などに所属する研究者らが発表した論文「Learning by Chatting? Investigating the Impact of Generative AI on Information Seeking and Learning」は、AIチャットボットと検索エンジンでどちらが学習効果が高いかを検証した研究報告だ。
その他の注目コンテンツ
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