「疲れた」と感じる前に休め!一流の気分転換術とは?
「疲れた」と感じる前に休め!一流の気分転換術

「ああ、疲れた」と感じたとき、あなたはどう過ごしているだろうか。多くの人はスマホを手に取り、ソファでゴロゴロしながらSNSや動画を眺める。しかし、日本デザイン代表の大坪拓摩氏によれば、それは三流の気分転換だという。一流は「疲れる前に休む」ことを習慣にしている。

「疲れた」と自覚したらもう遅い

生産的な習慣を構築する上で、休息もまた習慣化すべき重要な要素だと大坪氏は指摘する。「疲れたら休めばいい」という考え方には構造的な欠陥がある。疲れを自覚した時点で、すでにパフォーマンスは相当低下しており、そこから休息を取っても回復に時間がかかり、失われた生産性を取り戻すのは難しい。

レーシングカーのピットインを想像してほしい。車が壊れてから修理するのではなく、壊れる前に計画的にメンテナンスを行う。人間の身体と脳も同じだ。

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スマホは休息にならない

疲れを感じたとき、多くの人が「気分転換」と称してスマホを眺めたり、YouTubeを流し見したりする。一見リラックスしているように見えるが、実際には脳はまったく休んでいない。画面から次々と新しい情報が流れ込み、脳はフル稼働したまま。作業に使っていた認知リソースを別の情報処理に振り向けているだけだ。

神経科学の研究によれば、脳には「デフォルトモードネットワーク」と呼ばれる機能があり、外部からの情報入力がないときに活性化する。記憶の整理、創造的思考、自己内省といった高次の機能はこのデフォルトモードで行われる。しかし、常に情報を入力し続けると、この機能が働く余地がない。「休んでいるつもり」で実は脳を酷使し続けているのだ。

休息をスケジュール化する

大坪氏は「疲れたからやる」のではなく、「疲れる前にやる」と休む日を先に決めておくことを推奨する。これにより仕事のペース配分が可能になる。「休んでいる=お金を稼げない」というバイアスを外すことが重要だという。

「やらされ感」を敵にしない

敵になるのは「やらされ感」。外発的動機は内発的動機に翻訳できる。一瞬の思考の切り替えが人生を分けると大坪氏は語る。

本稿は、大坪拓摩『自分で自分を育てる戦略書』(かんき出版)の一部を再編集したもの。

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