53歳で体脂肪率15%、実年齢-15歳を達成した医学部教授の「代謝を動かすダイエット」とは
53歳で体脂肪率15%、実年齢-15歳の医学部教授のダイエット

米国シンシナティ大学医学部教授で慶應義塾大学特任教授などを務める佐々木敦朗氏は、自身の体重が90kgを超える肥満状態から、体脂肪率15%、実年齢より15歳若い体調を維持するに至った経験を基に、無理なく実践できる新しい断食法「代謝を動かすファスティング」を提唱している。同氏の著書『3日で変わる からだが目覚める「食べない力」』(講談社)より一部抜粋して紹介する。

「食べ過ぎ」や「糖依存」から脱却する新しい断食法

ファスティングとは、自分の意志で一定期間食事を摂らないことを指す。国際的な専門家パネルでは「自発的に食べ物や飲料の一部またはすべてを控えること」と定義されている。日本語では「断食」と訳されるが、長時間の絶食や絶水、修行のようなイメージからハードルが高いと感じる人もいる。しかし、ファスティングは身体に合わせて食べない時間をつくる実践であり、水分摂取はもちろん、途中で少量の食べ物を口にしたり、サプリメントで栄養素を補給することも可能だ。1日に1食抜くだけでもよく、16時間、24時間、2日間、3日間と自分の目的や体調に応じて無理なく行うことが重要だと佐々木氏は強調する。

佐々木教授自身の経験:肥満から胃腸障害、そしてファスティングへ

佐々木氏は子供の頃からぽっちゃり気味で、「たくさん食べる=健康」という家庭環境で育った。中学・高校時代には昼食前に早弁をし、放課後にラーメン(大盛り)を食べ、夕食でもご飯をおかわりしていた。大学入学後もその食習慣を続け、過食状態に陥った。その後、朝食抜きダイエットや低糖質ダイエットである程度体重を落とすことに成功したが、胃腸の調子を崩してしまったという。そんなときに出会ったのが、健康寿命を支える代謝を動かす方法だった。

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新月ファスティング:月の満ち欠けに合わせた実践

佐々木氏自身は、新月からスタートする4日間の「新月ファスティング」を定期的に行っている。月の満ち欠けに合わせたサイクルで心と身体をリセットすることで、習慣化した「食べ過ぎ」や「糖依存」から脱却できるという。ファスティングによって依存している食べ物から離れることは食習慣の改善につながり、「食べない」という選択肢を持つことが「自分を変える」チャンスを広げると述べている。

健康的なダイエットの鍵は代謝を動かすこと

佐々木氏は、単なるカロリー制限や特定の食品を排除するダイエットではなく、代謝を活性化させるファスティングの重要性を説く。自身の経験から、無理な食事制限は胃腸障害を引き起こす可能性があり、持続可能な方法としてファスティングを推奨している。現在53歳で肌ツヤも良く、体重58〜62kgをキープしているという。

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