共働き夫婦の7割超が個人的支出を制限、妻の自己評価が夫の実態と乖離
共働き夫婦の7割超が個人的支出を制限、妻の自己評価が夫と乖離

スマートバンクが運営するワンバンクは8月17日、共働き夫婦の「お金のホンネ」調査の結果を発表した。調査は2026年7月10日~7月19日、25歳から49歳までの子どものいる共働きの既婚男女3,335名を対象にインターネットで行われた。

妻の71.7%が個人的支出を制限、夫は62.8%

結婚や子どもの誕生などの「ライフステージの変化」を機に、自身の個人的な支出(趣味や自由に使えるお金など)を制限したかを質問したところ、女性では「制限した」(29.7%)、「やや制限した」(42.0%)と合わせて71.7%が「制限した」と回答した(妻の自己評価)。一方、男性では「制限した」(23.4%)、「やや制限した」(39.4%)と合わせて62.8%が「制限した」と回答した(夫の自己評価)。

さらに、妻にパートナー(夫)が支出を制限したかを質問したところ、「制限した」(18.4%)、「やや制限した」(37.7%)と合わせて56.1%が「制限した」と回答した(妻からの評価)。夫の支出制限は、妻の自己評価(71.7%)と比べ、夫自身の自己評価(62.8%)および妻からの評価(56.1%)のいずれも下回る結果となった。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

男女共通で「趣味・エンタメ」と「外食・カフェ代」を制限

実際に制限した(削った・我慢した)ものを質問したところ、男女ともに「趣味・エンタメ」(男性64.2%・女性57.2%)、「外食・カフェ代」(男性57.2%・女性46.7%)が上位を占めた。これらは男女に共通して、まず制限の対象になりやすい項目であることが分かる。

一方で、女性はこれら共通の項目にとどまらず、「美容・コスメ」(男性18.2%・女性44.1%)において男性を25.9ポイント上回る割合で制限しているほか、「被服費」(男性34.3%・女性42.1%)を制限する割合も7.8ポイント高い結果となった。

58.3%がパートナーとの間で「お金」のストレス

パートナーについて、結婚や子どもの誕生などの「ライフステージの変化」後も、お金の使い方が「独身気分」のままだと感じるかを質問したところ、「結婚5年未満」の夫婦では、「強く感じる」(25.6%)、「やや感じる」(51.2%)と合わせて76.8%が「独身気分」のままだと感じると回答した。ライフステージの変化が激しい結婚初期に特に高い傾向が見られる。

パートナーとの間で、「お金」に関するストレスをどの程度感じているかを質問したところ、「非常にストレスを感じている」(18.1%)、「ややストレスを感じている」(40.2%)と合わせて58.3%が「ストレスを感じている」と回答した。具体的なストレス内容で最も多かった回答は、「生活費や教育費の優先順位のズレ」で26.7%となった。次いで、2位「将来の貯蓄や投資に対する温度差」(20.7%)、3位「お金の負担割合における不公平さ」(20.5%)という結果になった。

結婚前にお金の話し合いをしなかった夫婦は40.0%

結婚前または結婚当初に、パートナーとお金(今後の家計管理や生活費の分担など)についてどの程度話し合いをしたかを質問したところ、「あまり話し合わず、なんとなく決まった」(30.9%)、「全く話し合わなかった」(9.1%)と合わせて40.0%が「お金の話し合いをしなかった」と回答した。

さらに、結婚前や結婚当初にパートナーとの間で、お金に関して「やっておけばよかった」と後悔していることを複数回答で聞いたところ、「特に後悔していることはない」(31.2%)を除く68.8%が、何らかの後悔を抱えていることが分かった。具体的に後悔していることについて、最も多かった回答は「貯蓄や資産形成のルール決め」で24.2%となった。次いで、2位「ライフイベントに伴う大きな出費の分担ルール決め」(20.0%)、3位「ライフイベントに伴う将来の出費の予測」(16.7%)という結果になった。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ